最近の日本は、少子化が続いていて、子供の数が少なくなってきています。
その反動か、ペットブームが久しく続く日本は、
犬猫の飼育数は、増加しています。
現在、日本の犬の飼育数が、1200万で、猫が1000万くらいです。
犬に比べると少ないですが、十分、多くの方が、猫を飼育されています。
でも、ペットというより、犬も猫も家族の一員ですよね?
家族の一員である愛猫の夏場の暑さ対策は、必要です。
今回は、愛猫の暑さ対策、熱中症予防についてお伝えます。
猫も熱中症になる
犬に比べると猫は、暑さに強いというイメージがあるようです。
その理由は、猫の進化の過程が関係しています。
猫の祖先は、リビアヤマネコです。
このリビアヤマネコは、砂漠に棲息していたため、
遺伝的にも、猫は暑さに強いというイメージにつながっています。
犬に比べると確かに、暑さに強いとは思いますが、
完全に室内で飼っている猫の場合には、そうとも限らないです。
夏場、室内が高温になって、汗をかいても、
猫は、多くの汗腺をもっていないため、汗で体温調節が効かないからです。
また、夏場は湿度が高いため、舌を出して呼吸をしても、
湿度が高い場合、蒸発しにくく、気化熱が発生しないため、体温が下がりにくいのです。
夏場、高温の部屋にいつづけると猫でも熱中症になるのです。
それでは、暑さ対策はどうすれば良いのでしょうか?
風通し良くする
窓を締め切ると熱がこもりますから、窓を少しでも開けて、
風通しを良くするのです。
この暑さ対策は、防犯上の問題がない場合にのみ有効です。
猫だけで留守番させる場合には、有効ではないかもしれませんが、
自宅に、一緒にいる場合には、考慮してみてくださいね。
窓を開けて、風通しを良くするのが難しい場合には、
やはり、クーラーを使用して下さい。
猫にとっての適温は、28℃前後といわれていますので、参考にしてみてください。
冷やし過ぎは、猫にとっては、NGですので、やらないでくださいね。
うちの猫は、クーラーで冷やしすぎると、違う部屋に移動してしまいます。
それほど、冷やしすぎる風が好きではないんだと思います。
猫が移動できるように
猫が、冷たい所を探せるように、部屋を移動できるようにしておくのも、
暑さ対策になります。
1部屋は、クーラーをつけて、少し高め29℃程度に設定しておいて、
ドアを開けておけば、猫が自由に移動できて、快適な場所を猫が探すことができます。
部屋の窓のカーテンを遮光カーテンにしておいて、直射日光を遮らせておくことも、
部屋を高温にしないためにいは有効です。
もし、お風呂場の床がひんやりしているのであれば、猫の絶好の涼むポイントになりますから、
お風呂場も行き来ができるようにしておく良いでしょう。
もちろん、お風呂の水は抜いておいてくださいね。愛猫の水難事故防止のためです。
まとめ
いかがでしょうか?
愛猫の暑さ対策をご紹介しました。
最近は、温暖化の影響か猛暑日や熱帯夜の夏場が多くなってます。
猫は暑さに強いと思わず、暑さ対策をして熱中症や夏バテに
ならないように、気をつけてあげてくださいね。
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