ファイトケミカルスープをご存知ですか?
髙橋 弘(ハーバード大学医学部元准教授・医学博士・麻布医院院長)先生が、
開発、提唱なさっている免疫力を上げるスープです。
今回は、私も愛飲しているファイルケミカルスープの作り方をご紹介しますね。
ファイルケミカルとは
ファイトケミカルとは、植物が自ら守るために作られた成分だそうです。
外敵から自分たちを守り、子孫をのこすために必要で作っているそうです。
具体的には、野菜や果物の色素や香り、苦味、辛味などの成分がファイトケミカルだそうですよ。
有名なのはワインのポリフェノール。
緑茶のカテキンで、これも全てファイトケミカルです。
ファイルケミカルには、抗酸化作用と免疫力アップの効果が期待できると
高橋先生の著書にあります。 血管があなたの寿命を決めている 高橋弘著 大和書房より。
ファイルケミカルの健康作用
高橋弘先生の著書では、ファイトケミカルの健康効果は
- 抗酸化作用
- 血液サラサラ作用
- 動脈硬化予防作用
- 免疫増強作用
- 抗がん作用
などがあるそうです。
また、人を初めに動物はファイトケミカルを作り出せないそうです。
ヒトゲノム計画で、全遺伝子が解析されてますよね。
人で、二万五千遺伝子があるそうですが、
なんと、植物は、四万以上の遺伝子がもっているそうです。
植物には、ファイトケミカルを作れるけど、
動物にはファイルケミカルを作れないのは、この遺伝子の差のようです。
だから、このファイトケミカルの健康作用を得るには、
ファイトケミカルを摂取する必要があるんですね。
固形物では、摂取が大変。
ファイトケミカルは、野菜など固形物のままだと、摂取率が悪いそうです。
細胞壁の中にあるそうで、固形物のままでは、細胞壁を壊すことができなくて、
せっかく、食べても摂取率が悪いそうです。
これをスープにすることで、細胞壁を簡単に壊すことができて、
ファイトケミカルが、外にでスープの溶け出てくるそうです。
だから、スープにして飲むことで、効率よくファイトケミカルを摂取できるそうです。
理想のファイトケミカルが取れるスープの作り方
高橋弘先生考案の理想のファイトケミカルスープの作り方です。
いくつものレシピを試したそうなんですが、
この4つの野菜を使うことで、季節を問わず、安価に常備しやすい野菜をチョイスされています。
材料
キャベツ 100g(大体、大2枚)
タマネギ 100g(1/2個)皮付き
ニンジン 100g(大1/2本)皮付き
かぼちゃ 100g(1/4個)皮付き
水 1リットル
この4種類の野菜を使います。
- キャベツ、タマネギ、ニンジン、カボチヤをよく洗います。
- 食べやすい大きさに切ります。 皮付きで使って下さい。
- フタができる大きめの厚手の鍋に、切った野菜を入れます。
- 野菜が隠れるくらいの水をいれます。大体1リットルです。
- フタをして煮込みます。
初めに強火で沸騰したら、中火にして、30分程度煮込みます。
この時に注意点は、よくフタをするようにしましょう。
蒸気にもファイトケミカルが含まれるので、逃さないようにしてくださいね。
また、塩などの調味料は、基本的に使用しません。
はじめは、物足りないと感じるかもしれませんが、
徐々に舌が、野菜の甘みを感じてきます。
どのくらい飲めばいいの?
高橋先生の著書に目安が載っています。
- 健康的に過ごしたい人は1日に1~2回、200~400ml飲む。
- 免疫力を高めたい人は1日に3~4回、600~800ml飲む。
- ダイエット、メタボリック症候群が気になる人は1日に2~3回、400~600ml飲む。
いかがでしたか?
ファイトケミカルスープの作り方いかがでしたか?
実に簡単ですよね。
数回ではなく、毎日継続して飲み続けることが
大切ですから、シンプルに続けやすい方法が良いですよね。
私も、このファイトケミカルスープを知ってから、
ほぼ毎日、美味しくいただいています。
はじめは本当に、薄い、不味いかもと思ったものでしたが、
それは自分の舌が、外食になれていたからかもしれません。
今では、野菜本来の甘みを感じれるように、美味しくいただいています。
ぜひ、ファイトケミカルスープで、健康に気をつけましょうね。
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