現代の日本は経済的に豊かになりました。
そのかわり、世の中の動きが早く、時間に追われることがおおくなり、
ゆっくりと、ゆったりと生活をしていることが難しい世の中です。
ストレス解消をしないと、うつ病などの精神的疾患にもなりかねません。
ストレス解消には瞑想法が有効だということも
科学的にも証明されてきています。
最近、瞑想方法で有名なのがマインドフルネス瞑想です。
今回は、マインドフルネス瞑想法についてお伝えます。
マインドフルネス瞑想法とは
まず、マインドフルネスとは、「今、この瞬間に注意を向けること」を意味します。
ブッダが、刹那主義を唱えたと相通じることですね。
刹那とは、今の一瞬一瞬のこと。
一瞬一瞬を 大事にして生きるということなんですね。
マインドフルネス瞑想も、呼吸にフォーカスすることによって、
刹那、一瞬一瞬の感情、体の動作に集中するということなんです。
マインドフルネス瞑想の基本はシンプルです。
- 姿勢を正す
- 自分のしている呼吸に意識を向ける
この2点が基本です。
意識が呼吸からはずれたら、意識の注意を呼吸に戻していく。
この作業の繰り返しだけです。
まずは、このシンプルなことを、やってみてください。
1日に、5分でもかまいません。継続することが大切です。
マインドフルネス瞑想のコツ
姿勢を正す
姿勢を整えるだけで、次のような効果があるのです。
呼吸がかわります。背筋を正すだけでも、肺がひろがって、呼吸が深くなるんです。
呼吸は鼻呼吸
呼吸をする場合には、口呼吸ではなく、鼻呼吸を意識しましょう。
口呼吸のばあいには、呼吸が浅くなっていることが多いのです。
口呼吸を行うと、喉の粘膜が乾燥してしまい免疫力が低下が心配される面もあります。
また、鼻呼吸だと鼻毛だフィルターの役割をはたしますから、
余計なウィルスや花粉などをブロックしてくれます。
マインドフルネス瞑想の効果
マインドフルネス瞑想を続けていくと次のような効果があります。
- 集中力が増加し、仕事、勉強の効率が向上します。
- ストレスが解消され心が穏やかになります。
- EQが高まり、心が安定する。
- 直感力、創造力が高まります。
- 思いやりが深くなり、人間関係が良好になります。
- 睡眠の質が向上します。
日経サイエンスでも、マインドフルネス瞑想の効果について、特集されていました。
瞑想中の脳の様子を観察すると、特定の領域が活発に活動している様子が
確認できるそうです。
瞑想を経験していくと脳の一部が成長していることもわかっているそうです。
こうした脳レベルの変化が起きることで,外部刺激に素早く反応したり,様々なストレスから逃れたりするといった心理学的な作用が生じているそうです。
科学的にもマインドフルネス瞑想の効果は明らかになってきているんです。
まとめ
いかがでしょうか?
今回はマインドフルネス瞑想法についてお伝えしました。
瞑想は、現代のストレス社会にはなくてはならないツールだと個人的に感じています。
1日5分でも、自分の呼吸を意識する。
とてもシンプルです。 お金もかかりません。
アメリカやフランスを中心に『マインドフルネス』の普及活動をおこなっている禅僧のティク・ナット・ハン氏は、「日常の全ての行為の中で瞑想はできる」と伝えています。
呼吸にフォーカスすると同じく、今、行動することに対して、フォーカスするということ。
食事をするときは、意識を食事に向けるということなんですね。
マインドフルネス瞑想をさらに知りたい方は、ティック・ナット・ハン氏の著書をお読みくださいね。
マインドフルネス瞑想を通じて、幸せな人生をおくられることを願っています。
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