暑さ対策として、熱中症にならないために、
水分補給が必要なことは、みなさんご存知だと思います。
最近、塩分補給も必要ですといわれていますが、
真実はどうなのでしょうか?
今回は、暑さ対策の塩分補給についてお伝えします。
水分補給は絶対に必要
暑さ対策で、熱中症にならないために、
水分補給は絶対必要だということは覚えておいて下さい。
人間は、一回に吸収できる水分量は決まっています。
その基準以上に、摂取しても、おトイレが増えるだけです。
塩分補給は必要か?
では、塩分補給は必要なのでしょうか?
汗の成分には、ミネラルなども排出されてしまいますので、
血液中の塩分濃度が変わり、ドロドロ血液になって
危険になる場合があるのは、そのとおりです。
でも、塩分補給が必要かは汗をかいた状況によるそうです。
日常生活と屋外の激しい運動では、
後者の方が、失う塩分量が桁違い違うそうです。
最近、いわれている塩分補給が必要なのは、
後者の事をなのらしいのです。
塩分補給をしっかり意識すべきなのは、「大量の汗をかく場合」なのです。
日本人の塩分摂取量
なぜ、汗をかいて、ミネラルなどが失うのに、
日常生活での汗をかいた場合、塩分補給は意識しなくてもよいのでしょうか?
それは、日本人の日頃に塩分摂取量が、多いからです。
厚生労働省が発表した資料では、2013年における
成人の一日あたりの塩分平均摂取量は男性で
11.1グラム・女性で9.4グラムであることが分かったそうです。
一方、厚生労働省が、1日当たりの塩分の摂取目標量を発表していて、
18歳以上の男性は1日当たり8.0グラム未満、
18歳以上の女性は1日当たり7.0グラム未満となっています。
この数字から分かる通り、日本人の塩分摂取量が多いんです。
夏の暑さ対策だからといって、むやみやたらに、塩分補給を
すればよいわけではないのです、塩分摂取量がさらに多くなりますから。
この点を、気をつける必要があるのです。
塩分摂取量が多くなると高血圧につながりますので注意が必要です。
ここで気をつけたいのは、塩分摂取を日頃から控えている人は、
やはり、暑さ対策で塩分補給はしっかり意識する必要があるとうことです。
賢く水分補給を
水分補給には、基本水ですが、
塩分補給が必要な場合は、スポーツドリンクの方が向いています。
スポーツドリンクより、水分吸収率がよく、
塩分補給もできる経口補水塩というものがありますので、
賢く利用しましょう。
こちらの記事で経口補水塩について詳細をご紹介していますので、
参照してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
むやみやたらの塩分補給は、危ないことが
理解していただけましたでしょうか。
でも、再三いいますが、塩分補給が必要な場合もありますので、
大量の汗に汗をかく場合、塩分摂取が少ない場合には、
しっかり、塩分補給も意識して、暑さ対策をしてくださいね。
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