お子さんが、体調を崩して、嘔吐したら、気をつけたい水分補給のポイントがあります。
いきなり、お子さんが嘔吐したらパニックになりますよね。
しかし、まずは落ちついて下さい。
それが必要なことです。そして、素早く対処してください。
また、親の不安はお子さんにも伝わりますので、
冷静に、お子さんの回復を願って下さい。
そして、嘔吐した時に大切なのが、水分補給をしっかりすることです。
病院に連れて行く場合でも、水分補給を行って下さい。
何を水分補給させればよいの?
水分補給といっても、水をただ飲ませれば良いわけではありません。
嘔吐や下痢の場合には、必要なミネラル(塩分)なども、
大量に体外に排出されている状態になります。
必要なミネラルが失われると脱水症状を加速させかねません。
だから、水分補給で、水を飲ませれば良いわけではないのです。
では、何を飲ませるのがいいのでしょうか?
水よりは、ポカリスエットのスポートドリンクが良いでしょう。
ポカリスエット系のスポーツドリンクには、必要なミネラルも入っています。
ただ、ポカリスエット系の甘さは、子供が苦手な場合が多いですから、
ポカリスエット系を飲ませるのであれば、少し水で薄めて下さい。
ポカリスエット系は、水よりも吸収率が10倍ほどありますので、
水よりも、水分補給には適しています。
また、子供用のイオン系の飲み物でも同じです。
飲む点滴をご存知ですか?
ポカリスエットでも良いのですが、それよりも
水分補給に適したものがあります。
それが飲む点滴といわれる経口補水液(経口補水塩)といわれます。
商品名だと大塚製薬からOS-1として発売されています。
なぜ、飲む点滴と呼ばれているかというと、
水よりも、吸収率が25倍もあるんですよ。
ポカリスエット系よりも更に、吸収率が高いんです。
OS-1を購入できればそれはそれでよりのですが、
自宅で簡単な材料で簡単に作ることができるのも経口補水液の良い所なんです。
経口補水液の作り方
水1リットルに対し、以下の分量の塩と砂糖を混ぜるだけです。
- 塩3g(小さじ1/2)
- 砂糖40g(大さじ4杯と1/2)
どうですか? 簡単でしょ。
常備して、夏場の子供の脱水症状対策にも有効です。
でも、本当にばかに出来ないくらい効果が高いんです。
ユニセフの報告では、発展途上国では、脱水症状で
子供が年間500万人も尊い命を落としていたそうです。
しかし、この経口補水液のお陰で、現在では、
年間220万人ほどに減っているそうです。
それでも多いですが、この簡単な経口補水液で助かる命が
いかに多いかお分かりだと思います。
また、病院にいって点滴を受けますが、
あれば栄養を点滴しているのではなく、水分補給をしているのです。
だからこそ、お子さんが嘔吐した場合にも、水分補給として、
経口補水液を利用してほしんです。
まとめ
簡単だけど、効果が高い経口補水液。
ぜひ、常備して、嘔吐や下痢や、夏場の脱水症状にも
高い威力を発揮しますので、お試してくださいね。
また、早く病院で診察してもらうことも必要なのもお忘れなく。
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