夏本番、暑い中、食欲がなくて夏バテという方も多いのではないでしょうか?
食べないからなおさら、夏バテが長引き、食欲不振も続く悪循環。
蕎麦やソーメン、冷やし中華などさっぱりしたものばかりでは、
体力がつきませんよね?
甘酒が、夏バテに良いという話を聞いたことがありますか?
甘酒というと、冬の飲み物のイメージですが、
本当に夏バテに良いのでしょうか?
今回は、この点を調査します。
甘酒は冬の飲み物?
現在、甘酒は、一般的には冬の飲み物というイメージが定着してます。
ひな祭りに甘酒を飲む習慣があったりしますからね。
でも、知っていましたか?
甘酒の季語は、なんと夏なんですよ。
つまり、昔は、甘酒は夏に飲まれていたということなんですよね。
実際に江戸時代では、甘酒は夏の飲みものでした。
江戸時代の食生活は、現代の飽食の時代と違って、
シンプルなご飯と味噌汁に漬物くらいの質素なものでした。
栄養が十分だったかというとそうではなかったのです。
甘酒は栄養素の宝庫
江戸時代には、栄養素の摂取に重宝されていたそうです。
飲む点滴とも言われているほど、栄養素が豊富なんです。
主な成分はブドウ糖です。それ以外に、ビタミンB1、B2、B6も。
さらに、グルタミンなどのアミノ酸に葉酸も含まれています。
飲む点滴といわれている理由は、人間に必要な栄養素が入っているからなんです。
発酵食品ですから、オリゴ糖と食物繊維も豊富なので、
腸内環境を整えてくれるんです。だからお通じにもいいんです。
サプリメントなども栄養のかたまりですが、体内への吸収率は、
サプリメントによって様々です。
甘酒は、栄養素の体内吸収率が、90%以上ですから、
サプリメントとは比較にならないほどです。
甘酒の選び方
甘酒が全てOKかと言わればそうではありません。
製造方法などの違いがありますので、
甘酒の正しい選び方があります。
もちろん、単純に甘酒の味を楽しむだけなら、
どの商品でも良いでしょう。
夏バテ解消のためには、飲む甘酒を選びましょう。
甘酒の製造方法には大きく分けて2つあります。
1.米麹を発酵させる方法
2.酒かすを溶かして、砂糖を加える方法
砂糖を加えるとやはり、カロリーも気になりますし、
栄養素についても、1.と比べると低くなります。
甘酒の製造方法としては、1.の商品を選ぶことをおすすめします。
まとめ
いかがでしょうか?
甘酒が、夏バテに効果が期待できるという理由をご紹介しました。
飲む点滴なんて、夏バテ解消には素晴らしい言葉ですよね。
カロリーを気にしながら、甘酒を賢く飲んで、
夏バテ防止、解消に役立ててくださいね。
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